木が生きた歳月だけ、家具としても使ってほしい。

北の住まい設計社社長渡辺恭延氏の言葉。
ここだけ聞くと何か使い古されたキャッチコピーのように聞こえるが、実際に家具に触れ、デザインを見るとそうではないことが分かる。
会社のある東川町は上川管内大雪山系「旭岳」の麓にある。「写真の町」としても有名で去年「国際写真カーニバル」は20回目を数え、多くのフォトグラファー、写真愛好家、カメラメーカーなどを集めている。
日経北海道版で渡辺氏はこう語る。
約二十人の職人が北欧風家具を丁寧に仕上げていく。工程ごとに分担して生産効率を高めるメーカーが多いなか、ここでは一人が一つの部材の削りから穴開け、組み立てまでをすべて担当。出荷時には職人の名前を書いたシールを張りつける。
手作りへのこだわりは素材にも及ぶ。北米やシベリアまで木材を直接買い付けに出かける一方、道産材は自社の天然乾燥庫で一、二年かけて処理し、最適の状態に仕上げる。製材会社から乾燥処理済みの木材を購入して大量生産する一般的な手法とは対極的だ。
机、ダイニングテーブル、イスのデザインはミッド・センチュリー風味で飽きが来ないフォルム。実際家の近所にあるここに見に行くと、値段相応にデザイン的にも技術的にも文句ない。
僕の自宅はしがない分譲マンションで似つかわしいとはいえないので買うまで至らなかった。つか、使う人を選ぶ家具ということは、オイルステイン仕上げなどメンテナンスフリーでないことからもよく分かる。上手にメンテかければ孫子の代まで使えるそうな。なので「家具なんてホーマックとかニトリで安物使い捨てでいいや」という人にはお勧めできない。
多少値が張ってもいいもの・気に入ったものを永く使い続けるのが心理的にも健康的だし、結局環境にもやさしい、と僕は思うし、そう心がけている。
実際にはよほど注意しないとものがあふれてしまうことになる。
とくに、CDやDVDやら楽器・パソコンの類はダメなのよ。新しいもの・変わったもの・聞いたことないものについ手が出てしまう。後悔してないけど。
大手量販店などに行くと、一瞬、自分がマーケティングの奴隷になった気がしてしまうねぇ。
アウトドア・ブームですよ自分でローストビーフ焼いてみませんかダッチオーブンで。
消費電力の少ない液晶テレビはまだお買いになってらっしゃらないんですか。
ハイブリットカーは地球温暖化の原因二酸化炭素をこんなに減らすんですよしってましたか。
フレッツ光でお好きな映画やスポーツが見放題ですよまだADSLですかそうですか。
話はそれたけど、北の住まい設計社の家具は全国にも何店か扱っているところもあるので興味があったら見てみてはどうだろう。
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