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2005.04.08

団塊の世代。

 この前某北海道の職員と呑む機会があって、久々にどーでもいいことを話した。40才代といえばサラリーマンであれば、道職員じゃなくたって中間管理職まっしぐらで、苦労も多いだろう。
 その彼が、しきりに「団塊の世代が・・・」「・・・困ったモンだ」間は都合のため省略するが、どうも団塊の世代がガンっぽいことを訴えるのだ。

 ちなみに僕は、世代論を信じていないという御仁もいること・世代論を基軸に議論することの危険性は十分わかっているつもりだが、やはり、消費文化ブーム(風俗といってもいい)その背景にある、思想の傾向と切っても切り離せない部分があると思う。
 まさに消費文化というのは当の世代が最初につかった、ある意味怪しげな言葉だもんね。
 
 戦後のベビーブームに生まれ、学生闘争に明け暮れ、と・・語り尽くされたんで、議論してもしょうがないけど。ただ、組織に勤めていると今の40代でも昔の40代でも、昔から老害だの、上司が働かないの、っつうのはグチとして昔から変わらないとおもう。ただ、決定的に母数としてヴォリュームが多いのは事実。

 母集団の数が多ければ、一定の傾向がでるのもまた事実で、たまたまそれが敗戦後第一世代だっただけ。そのブームをほんのちょっと先取りして商品・サービスをつくったら当たった人は「勝ち組」になり、吸い取られる人は「負け組」になったというまさに高度消費社会の立役者が、意外に多くホリエモン支持者にまわっただけのことだ。若いとき果たせなかった体制打破への共感は、若者がたんに「かっこいい」とあこがれるというのとはちょっと違うけど。まさに幻想を共有した世代でもあったんだね。

 自分の世代を振り返ると、40代前半てのは、バブルの時に社会人になったから、当時素人だった僕でもこんなプロジェクトありかい?というような怪しげな仕事があったもの。オイルショックの時も子どもだからよく分からなかった。失敗も数々して、幻想から解かれ、失われた十数年にプラグマティックになっていった同世代の人も多いと思う。超高齢化社会で気づいてみれば、親の介護問題がそろそろ気になる今日この頃、いい時代なんて経験したのはごくわずか。でも下の世代には悲惨さでは負ける。

 さきほどの道職員の話にもどすけど、正に人のふりを見て我がふり直せというように、自分の下の世代は就職難の時代を生きてきて、もっとシビアだから、突き上げられないようにしてね、というしかアドバイスはありません。

 
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コメント

あ、忘れてたけど、メンバー最高齢のドラマー氏を「一番練習してた」というのは、実はリスペクトじゃないかなと思います。百戦錬磨に見えて実は日々の鍛錬を欠かさないというのは誰でもできることじゃないですから。

投稿: akiller | 2005.04.12 21:27

HTAさん、こんばんわ。
確かに「団塊の世代」には、ユニークなミュージシャンがたくさんいますね。それもそのはず。例えば、SUGARBABE系とかYMO系とか、はたまたKYLYN系とか、従来洋楽のものまねでしかなかったSOULやJAZZを独自の解釈で邦楽にした最初の世代ですものね。
しかし「だんかい」を朝から「だんこん」て読むアナウンサーもぶっ飛んでますね(笑)。

投稿: akiller | 2005.04.12 21:24

今私が夢中になっているミュージシャンのほとんどは「団塊の世代」と呼ばれる方々であることに最近気がついた。
その独特のパワーにはやはりこのキーワードが関係しているのだろうかと、ふと思い浮かべていたところだった。

先日、Gary Moore のトリビュートライブに行った時のこと。ボーカル氏が花粉症のため思うように声が出ず、
「サビのところから歌いなおさせてくれ」と言い出した。すぐに頭をよぎったのは、花粉症でも花粉の飛散する時期に
コンサートツアーをまわっていたベテラン歌手のことだ。この歌手は、去年某ホールで行われたコンサートの途中、
PAの不具合からか1ばんのサビの辺りからマイク音声が入らなくなってしまったアクシデントに見舞われた折に、
中断ぜず肉声でがんがんのロックを最後まで歌いきっていた。後で聞くところによると、一階のうしろの方でも
その声は届いていたそうな。頑固なその姿は今回のキーワードを連想させた。

また先ほどのライブに話を戻すと、その時のメンバのギターの人がメンバ最高齢のドラマ氏のことを
「一番練習してた」と紹介したのだが、わたしにはそれはとてもプロとして恥ずかしい発言に思えた。
私がもし彼なら確実に1分でも多くそのドラマ氏より練習しようと努力しなおかつおそらくそうしただろう。
実際の練習量がどうであったかはわからないが、客席に向けてのこのコメントは
先輩であるミュージシャンに対して失礼にあたる気もするし、私には思いつけない台詞だ。

「プロ意識」とでもいうのか、音楽業界に限らず押しなべて全ての職種で失われつつある大切な頑固さだと思う。
果たしてそれは「団塊の世代」とは全く無縁のことなのかもしれないし、そうではないのかもしれない。

兎にも角にも、気合いが足りないのが演奏にでる。それは残念ながら確実な事実なのだ。

追記
 「魂」と「塊」を読み違えることがよくある。今回のキーワードを
 某AMラジオ局の朝のコラムで思い切り読み間違えて続けていた女子アナがいた。
 後に夫にそのことを話したところ、「面白いからわざと訂正しなかったのでは」と言われた。(ったく)

投稿: HTA | 2005.04.12 09:01

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