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2005.04.02

ETCのエイプリル・フール。

 この前、勤務先でも社有車をETC対応に替えた。変えたのは単に別納カードが廃止されるからで、北海道ではETCなんていらないな、と社内で一致した見解を持っていただけに、安くなったとはいえ登録料込みで10,000円なにがしの金をはらってETC車載器を付けたとき、腹立たしい気持ちになったものだ。
 1週間ほどして、おもむろに1枚のFAXが送信された。「ETCは平成17年3月31日まで使えません」の一言。
 

 実は3月31日に札幌北〜室蘭ICで、別のスタッフがETCを初体験して、その感想を僕たちに漏らしてくれた。その前にも社長が別の区間で使えたと言っていた。ま、別に何もなかったんだから、何かの間違いだろうと気にもとめずにいた。
 そこへ来てこのニュースである。asahi.comより引用。

全国の高速道路の料金所で1日、ETC(自動料金収受システム)専用レーンに進入した車が、自動的に開くはずの制御バーに接触するトラブルが相次いだ。日本道路公団によると、同日午後6時までに1482件にのぼり、うち追突など交通事故も2件発生した。通行料金別納制度の廃止でETC別納カードが4月から利用できなくなることの周知が、一般ドライバーに徹底されていなかったことが原因とみられ、公団は緊急措置として1日夜から当面の間、別納カードを再び利用できるようにした。

 つまりこういうことらしい。過去に別納カードというカードがあった。公団(あるいは国土交通省?)の許認可を受けた協同組合や社団法人が発行した。カードを使うと正規料金より一定の割引を受けられることから、日常的に使う物流関係業者なとは重宝した。

 一方、ETCは鳴り物入りのデビューにもかかわらず、高い車載器、不透明な登録料などから、国土交通省の読みより、一向に普及率が上がらなかった。業を煮やして関係者が取った対応は別納カード廃止、ETCカードへの一本化・割引制度の充実がETCの普及率を上げるのに役立つという結論だった。
 
 流れ流れて結果が当社にきたFAXであった。しかも3月中に間違いなく使えた。全く人騒がせな。しかし通れるはずのETCが通れないとしたら、事故った人にとっては、とんだ4月パカだったろう。

参考:国沢ネット
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コメント

んちばさん、こんにちは。

役所のITがらみっていつもこうでしょ。
何とかなんないんですかね。

でも一旦やったんだから、ETCは成功させないと、それこそムダになっちゃいますから、と思っています。

投稿: akiller | 2005.04.05 23:17

システムトラブル時に事故につながりかねないあのゲートバーは早期に廃止すべきだと思いますね。
トラブルで料金取りもれたって事故起こすよりはよほどましなんだから(^^;
意味のないオーバースペックで高価になった上にリスクまで高くなっているなんて全くバカらしい話です。
別納カードは色々な面で問題の多い制度だったような気がするので弾力的に料金が変更可能なETCへの移行は自然な気がしています。個別の大口割引もシステム的に可能になる点で組合とか必要なくなりますしね。長期的にみるとトータルコストは下げられる可能性が高いのではないかと思います。

投稿: んちば | 2005.04.02 08:54

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