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2005.03.18

米国、EU、および日本の農業政策って比較論間違ってない?

oliveTrade Facts - 米国、EU、および日本の農業政策/在日米国大使館

 比較対象が間違ってる。大体米国とEUのとてつもない大規模な農業は比較できたとしても、面積が何十分の一の日本が補助金じゃぶじゃぶ使っているってヤンキーだけには、言われたくないよ。

 って、書いてから、冷静になって、どこかのテレビでイタリア中部のウンブリア地方の番組をみた。緑の心臓とか中田選手がセリエAに行って最初にプレイしたペルージャのある地方として日本人にもなじみが深い。中世の面影を色濃く残す地域としても有名だ。
 
 日本は378,000平方キロイタリアは301,000平方キロ、国土の条件はほぼ同じだ。人口は日本が1.26億人イタリアは0.58億人で、日本の方が断然多いけど。

 番組はウンブリアのオリーブ農家をたずねる。数字は定かではないがそこの農場ではオリーブ畑は20haといっていたような、気がする。

 機械化されたオリーブ取りマシンで、オリーブの木全体をふるわせて実を取り最高級のエキストラ・バージン・オリープ・オイルにする。農家の建物は古くてしかし趣があり近代化の匂いはそこにはないけど、オリープ・オイルを絞るのも自動化され、ティスティングして善し悪しをきめるのはやはり、人間の舌だ。

 場面は変わって、テリア犬で探すトリュフ畑(?)。たぶん5kg見つかることもあるっていうんだから、これも10数haはありそうだ。それをつかった味付けはシンプルだけど豪華な手打ちパスタ。たぶんタベルナ程度の小さな店でさして高くもないだろう。六本木あたりのイタリア料理店で喰ったら、ちんけな盛りつけのパスタ1つで5,000円はくだらないだろう。

 日本では主食がめちゃくちゃ高い。というか、炭水化物に着目すると他にいくらでも安くて手軽に手に入るものがある。そして暴論だけど、飯を炊く炊飯器は家族4人とかで、丁度おいしく炊けるようにできているっていうのが、少子化、個食の時代には合わなくなって時代遅れ。

 だけど、潜在的にお米がなければ力が入らないという人が実は若い人に多いことは、吉野屋の人気ですでに証明済みだ。でもお米はフリーターの自炊生活には基本的には不経済だ。お米は10kg、5kg、2kgって出ているけど、少量になるほど、割高だ。それにフリーター生活では10kg3000円のお米を買うのには、清水の舞台から飛び降りるほどの勇気がいる。
 しかも安い米は冷えるとまずいというか何かなさけない。しかもそれだけでは脚気になってしまうから、おかずを用意しなくてはならない。貧乏でも不経済な生活をしなくてはいけない。これをその日暮らしのジレンマという(笑)。

 スローフードの発祥国イタリアを無条件に見習らいたい日本の消費者・農業関係者は、まず基本になる主食・栄養素から、おいしいものを安く提供する方策を考えなくてないけないと思うし、基本的には大規模農業を志向しなきゃいけないと思うがいかがなもんでしょ。

参考サイト:
いにしえのウンブリア 峡谷と山々
ニッポン東京スローフード協会

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