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2005.02.23

本道を観光で訪れる外国人について

tokeidai10年前くらいからにわかに韓国・台湾・中国人が本道でも増え始めている。

 北海道、特に札幌にいると台湾、韓国、さらに中国の人々が、時計台とか雪祭りとか観光に訪れる。

 だけど、私たちはほとんどと言っていいほど、彼らに道を尋ねられたり、話しかけられることはない。

 赤坂に住んでる切込隊長が「外で三国人が騒いでる」ってな具合に、至極、日常的な訳っつうほどではないにしろ、台湾、韓国、さらに中国の人が、大勢で登別とか紋別とか函館とか、何がそんなに面白いのかっていうほど、わんさか来やがる。

 ここにシャイな北海道人なりの観光と日常の、断絶がある。
 
 何が面白いのだろう。韓国人なんて、辛いものがなくって寂しいんじゃないか、きっとホテルで夜な夜な真露とキムチで、ホームシックを慰めてんじゃないかと思う。台湾人なんて、何でわざわざこんな寒いところへ来るんだろう。

 数日前、福住の駅で台湾人の若いカップルを見た。福住くんだりに何しに来た。まさか札幌ドームを見に、世界一高い地下鉄を乗り継いで来たんではあるまいな。はてほんとにどこへいらしたのかあの二人。

 聞けば、台湾人の目下のおみやげ品で人気があるのは、アインズ(こっちではマツキヨよりメジャー)とかで売ってるキャベジンとかルルとかの胃薬・風邪薬だそうだ。しかもまとめ買いしやがる。アインズとかドラッグストアに行けばわかるけど、ポップが三カ国語表記だもんね。ただし、それ以外は、ツアーに付き物のおみやげ品にはさして興味がわかないらしいけど。

 一体何を言いたいのかというと、北海道も最終局面になっちゃたということ。
決して悲観的じゃないが、水物の観光で飯をくわなけりゃ、だめになっちゃたんだなということ。モノカルチャーの悲哀はスマトラ沖地震で、痛いほどわかるし、これは予想以上に深い意味を持っている。

  • 理由その1:観光客の立場で行くと、まさに世界の国々はもとより、日本の各地が競争相手となること。その意味で今はミニバブルとみるかそうでないかによってまさに運の分かれ目。

  • 理由その2:本道の立場で行くと、目指すのは中国客の誘致なんだろうけど、万が一誘致できたとしても、その後、実のある例えば投資とか、合弁とかになると、受け入れ態勢の動きが今ひとつ見えないが、やるきあんのかないのか。

  • 理由その3:総じて、観光行政のリーダーである北海道は、狭い意味での観光でなく、まさに農業とかもの作りとか波及する様々な分野で、中国の地方政府のリーダーとネゴシエーションしているか、それに対し、道内の産業界にリーダーシップを発揮しているか。
  • そこへ行くとニセコ辺りは、オージーとうまくやったように見える。その辺の裏話をだれか教えて欲しいものだ。
     観光行政ってのも、然し考えて見るに因果な商売だ。直系は旧運輸省、そうキャリア(旅客業界)支配から来ているのね。観光ってのは波及(乗数)効果の大きな産業といわれている。あご・足・ふとんていうでしょ。だから足だけではだめなのね。

     いまいちとりとめのない話になっちゃたのは、ヨーヨーマ「プレイズ・モリコーネ」を聞きながら書いてたからで。
     いずれこの辺の話は、「汝」的にも重要な話題ですので、近いうちに。
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