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2005.01.10

ウィズユーカードについて

with_you_card あのウィズユーカードを使った後って、残額140円(1,100ー240*4=140)とか結構ポケットとか財布にたまってません?

 札幌市の地下鉄は1000円、3,000円、5,000円が10%、10,000円なら15%のプレミアムが付く。
 3,300円なら240円×13回乗って180円余り。5,000円なら240円×22回乗って220円余り。11,500円なら240円×47回乗って11,280円だから220円余り。1区間乗れるけどね。乗り越し料金を払えばいいんだよね。

 ところで全うにプレミアム分が活きるようにすると、1,000円のウィズユーカードの場合、残額140円を券売機に入れ、残り100円を現金で払うようにするのは当たり前なのだけれど、ウザイからウィズユーカードを忘れることが多い。友達もウチを探したら10数枚カスのカードが出てきたから、悔しいから全部使うと言っていた。そこでいわゆる地下鉄やバス・市電を使う人のウチに眠っている「死に券」がどれくらいあるのだろうという疑問が沸々わいてきた。

 ここにちょっと古いが平成13年度市営企業調査審議会交通部会の資料がある。その中の「第5回 料金制度のあり方」に平成4年度から平成12年度までのウィズユーカードの売り上げが出ている。平成12年度で26,520,430,000円とある。265億円だって!

 1,000円で140円だから14%だ。3,000円なら180円で6%、5,000円なら220円で4.4%だから仮に1%だとしても2.7億円、その半分にしても優に1億は超える。そりゃえらいことだ。

 ところが昭和44年から赤字続きの交通局(平成15年度現在累積赤字3,400億円!!!)にしてみれば、そう単純ではないらしい。
 通勤定期をフルに使ったときと比べウィズユーカードは若干お得なのだ。カードが導入される前の平成3年度は定期券が8.1%、カードが0%、現金が57.9%だったのに対し、平成12年度は定期券が6.9%、カードが47.7%、現金が25.2%と定期券利用が1ポイント、現金利用が32.7ポイント下がっている。定期券は1ヶ月使えるけどウィズユーカードは無期限だ。まさに多様化した市民の移動手段にマッチしている。
 確かに料金サービスは良くなって交通局には感謝しているが、カードの売り上げは最近では頭打ちで平成15年度現在276億円だ。

 ウィズユーカードが導入されたとき、まず最初に「そんなにプレミアム付けて大丈夫なのかいな」ということと「先払い(プリペイド)カードに伴う、うさんくささ」だった。テレホンカードの時に思ったことと同じでカードを全部が全部使った人は見たことはない。それどころが未使用のアイドルのテレホンカードに、ん万円という高値がついたのは記憶している。NTTにしてみれば、それこそプリペイド商法でウハウハだったろう。

 交通局も地味にコンサドーレとかキティちゃんとかプレミア付くのをどしどしやったらいいんじゃないの。ただし偽造には気を付けてね。

今回のまとめ

  • ウィズユーカードに限らずプリペイドカードは使い切らなきゃ事業者の思うツボです。

  • 交通局にとってウィズユーカードは「死に券」はなくとも、売り上げの大部分を占めます。

  • 環境にやさしい公共交通をもっと利用しましょう。

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