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2005.01.07

本当にあった怖い話。

双方とも構想・計画・設計・施工・管理・運営という流れが断ち切られたハード事業が生む結果の恐ろしさになんとなく共通のものを感じる。

原発がどんなものか知ってほしい
 現場の技師が述べる、おそらく本当の話。賛成とか反対とかの政治的立場でなく、「いまここにある危機」だ。
 すでにあるものへの反対運動というのにどれだけの意味があるのかわからないが、反対運動は原子力関連団体の態度を固くし、どうも陰に籠もる隠蔽体質を強固にするだけではないのか、と思わせる。この技師は淡々と述べる現場の様子や住民の生の声、それに何より怖い被爆の話が事実だとすれば、原発をやるやめるより、そんな状態を何とかするのが、何をおいても大事に決まっている。
 故人である元技師は、「設計はプロの技術者が施工する前提で進められる。しかし現場は自分の作業の重要性をわからず、ミスにどれだけの重大性があるか知らないシロウトが作っている」と述べている。設計はミスがあることを前提に進められることは少ない。しかし現場はミスどころか手抜きが横行することさえある。原発の話であることを除けば良く聞く話なのである。
 高速道路の事業体系も「ああすれば、こうなる式」つまり、「作ってしまえば利用してくれるに違いない」という思想で作られている。が、実際には、予測において多くの不安定条件(例えば料金抵抗)をネグレクトしていることもあり、ここ最近では、開通した道路には予想通りの交通量が乗ることはまずない。そんなことが計画設計にフィードバックさえされないで約40年作り続けられてきた結果が今日のていたらくである。

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