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2004.05.27

ローカルなwinny事件。

個人情報流出で江別署、本人にウソ? 「ネットから削除」と説明/北海道新聞
最近、やたら不祥事続きの道警だが、こんな事件があった。

2004年5月14日付け道新記事より。

江別署の巡査の私物パソコンから捜査関係資料がインターネットに流出した問題で、個人情報を漏らされた江別市内の男性と家族が「当初、『(流出した)情報は削除した』とうその説明をされた」と、同署に抗議していたことが十三日、分かった。個人情報はファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じて流出したため、削除は事実上、不可能といい、男性は刑事告訴や損害賠償請求も検討している。
 この男性に関する流出資料は、道交法違反の現行犯で逮捕された際の逮捕手続書、捜査報告書など三種類で、A4判で十二枚分。氏名、住所、年齢、勤務先、逮捕の経緯などが明記されている。

 男性によると、道警が流出を報道発表した三月三十日夜、同署から連絡があり、仕事で不在の男性に代わり、母親が同署員から「名前や住所など個人情報が盗まれた。たいしたことはない」との説明を受けた。四月十日ごろには同署から「情報は削除された」と電話があり、安心したという。

 ところが四月下旬、削除されたはずの資料を知人がインターネットを通じて入手し、記載内容も同署の説明と違うことが判明。男性の家族が同二十七日、「話が全然違う。削除もされていない」と同署に抗議した。
道警によると、流出した書類は、男性を含め、容疑者、被害者の計八人分。

 江別署は「(流出ファイル名などが記された)インターネットの掲示板の書き込みを削除したという趣旨を伝えたが、行き違いはあったかもしれない」としている。

この後の報道は、ネットに出ていないが、江別署に限らず、警察署のパソコンは一人一台じゃなく、しかも、自腹を切って買っている署員も多いとか。
署員は家に仕事を持ち帰ることも多く、パソコンの中は「個人的」なデータと守られるべき「公的」データが混在しているという。
事件後、道警では、パソコンの持ち帰りや持ち込みを禁止したというが、データはどうしたのか、はっきりしない。

それより何より、この江別署員は、自分のパソコンにwinnyを入れて、どんなファイルを交換・入手していたのか、という点は道新も突っ込んでいいんじゃないだろうか。

わたしはMAC使いで、winnyは使ったことがないが、起動させるとローカルハードディスクが全部P2Pに、公開されるのだろうか。

もし、そうだとすれば、他にも漏れた情報はあるかも知れない。

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2004.05.26

ついにフランス人、大泉の声を聞きましたか

大泉 洋/朝日新聞

ご存じ、北海道のローカル番組「水曜どうでしょう」が生んだ純粋札幌培養スター。あ、実は詳しく書くと、札幌市のとなりの江別市生まれ。

「水曜どうでしょう」は、ハンディのビデオカメラで道内、国内、アラスカ、ヨーロッパとただただ、スゴロクや教科書に出てくる地名やら、とにかく爆笑しつつ、理不尽な旅をする低予算番組にもかかわらず地元で大ヒット、その後DVDがなんとオリコンチャートをにぎわした。

その後は、パフィーの番組でその非才ぶりを全国ネットで示し、「茄子 アンダルシアの夏」の声優(カンヌ出品・エントリタイトルは、大泉さんの科白)、鈴井貴之監督の映画「マンホール」、そしてMade in Hokkaidoにこだわった第二作「リバー」と、立て続けに活躍中。


・・・・だめ。どれも観てないじゃん、俺。


・・・・どんな映画だったかは、そのうち書きます。

所属事務所 office CUE
http://www.office-cue.com/

■それはそうと、2004年5月26日(水)、ついに「水曜どうでしょう」復活です。道民の皆さま、この場を借りて、お祝い申し上げます。

■bulkfeedsで検索したら、けっこういるねぇ。本州の「水曜どうでしょう」ファンの方々。
まろやかな渋茶
http://maroshibucha.jugem.cc/
martin666's room
http://star238.exblog.jp/
[どうでしょ]
http://dogirakka.jugem.cc/
Out of dream
http://kaco.jugem.cc/
kareidoscope
http://kaleidoblog.jugem.cc/

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2004.05.23

今井君の手記を読んで。

手記 「人質」となって 今井紀明/中日新聞
なんで中日新聞が・・・。大丈夫か北海道新聞!?まぁ、それはいい。


 テレビでは、私たちの自己責任論が繰り返し論じられていた。その上、「自作自演説」や「ビデオ演出説」までが出てくることに「『死んで帰ってきてね』と言われていたのだ」と自覚した。何よりもつらかったのは、自分の存在と存在意義が自分自身で確認できなくなったことだ。悔しさと怒りがこみ上げる半面、「生きて帰ってきてよかったのだろうか」と感じる瞬間もあった。/「5.同じ空の下 虐殺と希望」

極端な自己責任論に対しては、当事者はこう感じざるを得ない。
あの状況で自業自得とか自己責任を追求するってことは、死んでくれと言っているに等しく、生きて帰ってきた場合は、金で解決せよと言っているに等しい。
イラクで感じた絶望と生まれたそだった日本に帰ってきた絶望という2つの絶望を感じた若者は、それでも、生まれた国の人々に向けて手記を書いた。

別れる直前に、彼らが言った言葉を思い出す。「われわれも別の道を探したい。アドバイスをくれ」。彼らも迷っていた。どうしても恨む気になれないのは、飛行機の音がするたびに震え、空爆のたびに誰かが死ぬイラクの現実を見てしまったからだ。私もこの地に生まれれば、武器を手にするしかなかったかもしれないと思う。/「4.『拘束者』から『客人』に」

自衛隊撤退を訴えていたことも知らされず、約束の期限を過ぎても解放されず、ほとんどその状況もわからず、ただ、米軍の爆撃音だけが聞こえる、そんな状況の中でも、拘束した犯人を恨まず、まして、自宅に戻ってなお罵倒されたあとにさえ、自分の信ずる「自己責任」を果たそうとする態度を持った今井君。
こういうピュアな彼だからこそ、ほとんど組織に頼らずイラクに飛んでいけたのだろう。

「危険だと外務省が言っている場所に行ったのだから、拘束されてもやむをえない。自己責任である。」
自己責任を言う論理は、少なくとも「論理上」は正しい。じゃ、いったい自己責任をどう表せばいいの?ってことは、これまでの種々の議論を見ても、まとまった答えはない。しかし、少なくとも何の組織もしょっていない個人にそれを追求するときには、「命」か「金」を意味することを教えてくれている。
さらに、こうやって希有な経験を「手記」にしてくれたことには、感謝したいと思う。

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