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2004.03.06

雇用創出って何だ?

自治体の雇用創出目標188万人 07年度末までに-asahi.com
「緊急地域雇用創出特別交付金」なるものがある。自治体が案をつくり交付金を受け、期間限定ではあるものの、雇用を「創出」するという制度。3,4年前から始まったものだ(多少バージョンアップした経緯はあるようだ)。
 結論から言って交付金を自治体に渡すというのが間違っていると思う。
雇用対策事業には企業が介在するのだが、ほとんど経費が参入されないような計算式で事業費が決まっている。
 自治体の職員の多くは、民間の事業経費について、ほとんど無知か無視で、「企業努力」という言葉を乱発する割には、「諸経費が何を含んでいるか」、「月給20万円の人ひとり雇うのに企業はいくら負担するのか」ということさえ、知らない。
 そんなわけで、雇用対策事業にマネジメントの企業を介在させた場合、事業単独では、「赤字」になること必至だ。
 しかし、もっと問題なのは、その事業で雇われた人が継続してその企業で働くことができるか、という点だ。
 もともと何らかの技能や知識をもっている人なら、まずは就職情報誌、ハローワークに当たるだろう。
 もちろん、こういう事業で人材募集をする場合、そのハローワークで募集することになっている。
 自治体の交付金申請から事業スタートの事務作業でだいたい3,4ヶ月、事業担当企業を決めて、人材募集をして、たかだか3,4ヶ月で結果を出せる仕事をする人間を面接して若干でも訓練して、働いてもらってということがそうそう簡単にできるわけもない。その間のプロセスのマネジメント費は雀の涙なのだから。
 で、結局、応募した人が企業に定着する率は、おそらく相当低い。雇用創出にはほど遠いに違いない。
 もし、効果があるというのなら、定着率をみてみたいものだ。人材派遣ビジネス花盛り、あらゆる民間の雇用関係サービスがあるなかで、雇用問題のノウハウもない自治体に金をばらまいても、無駄金になるだけだ。
 そんなことをするくらいなら、自治体が行っている不効率な事務作業をアウトソーシングした方がよほど役に立つだろう。

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キッドマンはやめとけって。

レニー・クラヴィッツ、新作です。
久々にレニーのアルバムが出る。前作からずいぶん待たされた。でも僕は前々作の「5」の方が好きだ。あのアルバムのリズムアレンジはすごくシンプルでありながら、音質・バランス・パターン全部がものすごく細部までいきとどいている。いろいろ評価はあろうが、レニーの「ドラム」へのこだわりはトップクラスだし、昨今のバックトラックは貧弱なリズムが多いだけに、際だっているね。
それにしても、向上心が強くおそらく野心まんまんのキッドマン(好きだけど)はお似合いじゃないと思うね。

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2004.03.04

公平の説明は難しいってか?

長寿祝い金を縮小/温泉無料券は廃止
こういう話は、いずれ来るものとは考えていた。高齢者でも貧富の差はあり、土地持ちで地元会社社長の70歳なんて人はざらにいるし、一方、年金で爪に灯をともすように暮らす老人もいる。子どもの頃はともかく、通ってきた人生が様々で当然資産や財産も全然ちがうのに、一律65歳で何から何まで面倒を見るというのはやはり、おかしい。
証券会社は、誰も年金だけが頼りの一人暮らしの老人のところにはいかないし、現に病院だって、保険対象外治療を受けられる人・そうでない人が厳然といる。
ただ、温泉無料券は廃止、とやめるときも一律だ。理由はただ一つ。「説明できない」からである。役所のいう「説明」とは、往々にして「悪平等」と「無慈悲」の両極端でしかない。一人一人の事情によってしっかり施策の有効性を判断すると堂々と言えばいいのに、「不公平」という言葉に過剰に反応する。
しかも、今の時代、老人への配慮を示す施策を廃止する理由の第一は、「財政難」だ。首相が「聖域なき」などというもんだから、皆やりやすくなった。
本当は、小さな町こそ、一人一人の事情をよく考えて、サービスの峻別を考えてあげることができるはずなのだが・・・。

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ついに・・・。

自民国土交通部会などが道路改革4法案を了承

政府持ち株三分の一、社債は政府保証だ。
自民党の会合では、「民営化会社の役員は、優秀な人材であれば、天下りなどにこだわるべきではない」などといった意見が出たそうだが、「天下りなどにこだわるべきでない」、って、それすでに天下りが前提になってるじゃん。金も保証も人も国ってことは、公団だろっての。

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