« どうかご無事で。 | トップページ | サンデープロジェクトに生出演〜猪瀬直樹 »

2004.12.17

農業予算は1.8倍の国内総生産しかうまない?

これによれば今年の農林水産予算は3兆円で国内総生産はその1.8倍の5.4兆円だという。

しかも1960年代は11倍の国内総生産も生んだとかいてある。その理由がわかりにくい。徹底した国内農家の保護の一方農畜産物輸入拡大の一途をたどり外国に依存してきたつけが回ったのか。わからない。

ただ一つはっきりしているのは、今では農林水産予算の使い道が国内農産物の付加価値を高めようという効果が減少したということだ。

引用させてもらう。

農地の基盤整備は私的な投資だがコストダウンを通じた農産物価格の低下により効果が消費者に帰属することが農業基盤整備事業を農家負担わずか10%の公共事業で行う根拠だった。その一方で農産物価格を下げないという生産調整に助成してきた。悲しいかな、こうした総合性の欠如による矛盾は容易には解決できない。

 内外価格差があれば消費者は自然と外国産のものを買う。それが食糧自給率の一貫とした減少傾向にも現れている。北海道の食糧自給率は180%といわれているがそれだってカロリーベースで、芋を始終食っているわけにいかないから、バランスを考慮した食事をしたかったら当然外国産野菜に登場してもらわねばならない。
 とはいえ、本州の農業に比較すれば一歩も二歩もリードしている。そう稲作だって畑作だって畜産だって大規模化をひたすら走ってきた。そうして我が国の安くておいしい農畜産物づくりに貢献してきた。外国産の肉や野菜や牛乳とコスト競争してきたから今北海道の農業があるのだ。
 
 農業予算へ話をもどすと、基盤が整ってきたからもう農業土木的な事業は減ってくるだろう。むしろ今高齢化で担い手不足が深刻になっている以上、必要なのは農地法の改正だろう。仮に畑作・畜産でモデル的な専業農家になろうとすれば自己資金1億程度が必要といわれる。世襲が前提である。その世襲もいずれ崩れ去る。
 給与所得者が一生働いても残せるものじゃない。株式会社的な組織が必要だ。一律じゃなくてもいい北海道だけみとめてくれればいい。なんなら農業専用の出資者を限定した株式会社でもいい。
 実際、メーカーに出荷を限定された畑(カルビーとかね)は少なからずある。これってあらたな小作農でないの?メーカーがつぶれたり、出荷停止になったらおじゃんじゃない。これって名目的な株式会社の保有じゃないの?
という疑問がでてくるのだが、どうだろう。

|

« どうかご無事で。 | トップページ | サンデープロジェクトに生出演〜猪瀬直樹 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19542/2294831

この記事へのトラックバック一覧です: 農業予算は1.8倍の国内総生産しかうまない?:

« どうかご無事で。 | トップページ | サンデープロジェクトに生出演〜猪瀬直樹 »