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2004.11.22

どうする道州制特区

作家堺屋太一が道新の『どうする道州制特区』第2回で、アホなことをいっている。
道新1面にでてたから、僕の日曜の朝は台無しだっつうの。

堺屋は言う。

「最近5年ぶりに背広を作ったんですが、洋服店員が『昔の服と今の服は全く変わった』と言うんです。でも私には違いがわからなかった。これと同じで道の役人が『ものすごく変えた』と思っても、一般の人から見ると、どこが違うのかわからない程度の変化なんです。」

堺屋は服の違いを単に知らないだけなんじゃないの?
道の役人も洋服の違いに例えられたんじゃたまらない。

どんな発想が必要ですか、の問いに対して答えたのが笑えるっつうか、アホっつうか。

「問題は北海道の産業と文化で、いかに特徴的なものをつくろうとするかなんですよね。」

ここまではいい。
「例えば、象徴的な制度を四つ挙げる。」

ほう。
「北海道パスポートを出して、外国人の安い労働力の大量に受け入れる。」

は?


本気ですか?


北海道の失業率は5%を超えてるって知ってます?
それに労働需要を云々しないで、安い労働力を入れてどうすんのかいな?

「二番目は税制。北海道は相続税をやめ、道内の資産には相続税をかけない。これで引退した富裕層がたくさん移住してくる。」
税制を委譲しないと、富裕層の出すゴミの問題、老人福祉の問題等々全部地方自治体の負担増になってしまう。だいたい札幌・函館の高級マンションは首都圏・大阪圏の人が節税対策で買ってるんだ。
「教育制度でも、六三三制にとらわれないで、ハーバード大でも北京大でも世界中の大学の分校をつくれるようにする。」
動機が不明。国内学生の学力低下の方をなんとかしたら?
「最後に公務員を二十年の任期制にする。そうしたら毎年道庁経験者が大量に民間に出て、民間の経験者が官公庁に入る。それぐらいは最低でも変わって欲しい。」
大量の天下りですか(笑)。道庁に20年ばかりいたって係長クラス。そんなに使いでがあるとも思えないけどね。そんなことより、経済とかITとか環境とか専門性を強化して欲しい。これ本音。

結局、北海道の産業と文化を特徴的なものにするって話はどこいっちゃったの?堺屋先生?

黙って聞いてた記者の最後の質問が皮肉っぽくて笑える。

「ーーー大臣だった立場を振り返って、そういう提案を政府は受け入れてくれますか。」

これでも堺屋は黙っていない。

「でも国が動かなければ自分たちは変われないというのは国に従属したいと言っているのと同じで、本末転倒の発想です。大切なのは国を『拒む』姿勢です。『国の規制と権限をゼロにすることから出発するのでなければ、特区になれない。』と言い続ける。」

はいはい。

1960年、東大経済学部を卒業し、通産省入省。78年に退官後、執筆、評論活動に入る。98〜2000年、小渕、森内閣で、元経済企画庁長官をつとめた。大阪府出身。
IT受講券(これは確か配布されなかった)、大成功(笑)のインパクの発案者、政府のIT革命のヒーロー(爆)とされる。
主な著書に団塊の世代(文春文庫)、巨いなる企て(文春文庫)、峠の群像(文春文庫)、豊臣秀長(PHP文庫)、油断(文春文庫)、風と炎と(新潮文庫)、新都建設(文藝春秋)。

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